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Vol.77 「如月の きらめき ときめき コンサート」松田美緒(Vo) 鶴来正基(P)渡辺亮(per)

Vol.77 「如月の きらめき ときめき コンサート」

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自ら探し求めた伝承曲に新たな生命を吹き込む”うたう旅人”松田美緒さんの来演です。

2005年のデビューより、ポルトガル語圏、スペイン語圏の国々を舞台に、その世界を自由自在にひろげてきた松田美緒さん。 2012年から日本の歌を発掘するプロジェクトをスタートし、2014年12月には、初のCDブック『クレオール・ニッポン うたの記憶を旅する』を出版しました。

徳島県の山村・祖谷(いや)、隠れキリシタンが住んだ長崎県の伊王島、太平洋の小笠原諸島父島、あるいは福島県の相馬、福岡県の行橋、さらには多くの日本人移民が暮らすハワイやブラジルなどで地元の人々に歌い継がれていた知られざる名曲たち──彼女が探し求めた多様な日本のうたには、遠く海を越えて世界とつながる多様な日本の物語が息づいています。

今回は関西で初めてのコンサートとなります。
松田美緒さんの語り歌う魅力あふれる日本のうたの世界をお楽しみ下さい。

2015年2月15日(日)

昼の部 13:00開演(12:30開場)
夕の部 16:30開演(16:00開場)
参加費 2,500円

出演

松田美緒(Vo) 鶴来正基(P)渡辺亮(per)

プログラム

山子歌(秋田県・鹿角)
木負い節(ヨイヤラ節)(祖谷)
花摘み歌(長崎県・伊王島)
原釜大漁歌い込み(福島県・相馬)
トコハイ節(福岡県・行橋)
レモングラス(小笠原諸島父島~ミクロネシア)
移民節(ブラジル)
五木の子守唄[ブラジル版](熊本県・五木)
ホレホレ節(ハワイ)
田舎の列車(ヴィラ・ロボス ブラジル)
   他

プロフィール

まつだ・みお:土地と人々に息づく音楽のルーツと魂を身体で吸収し表現する“うたう旅人”。
ポルトガル、ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチン、カーボヴェルデなどポルト
ガル語圏、スペイン語圏の国々で、ウーゴ・ファットルーソ、カルロス・アギー
レをはじめ現地を代表する数々のミュージシャンと共演。南米やヨーロッパ、韓
国など世界各地で公演を重ねている。2005年にビクターよりデビューし、以来5
枚のアルバムを発表。2012年1月「日本のうた」ライヴ第1弾を開催。1979年生ま
れ。

クレオール・ニッポン うたの記憶を旅する 新本 貴幸

“この古民家の素晴らしい空間の中で松田美緒さんの歌声を聴けたら、どんなに素晴らしいだろう!”
昨年、豊中市の「桜の庄兵衛ギャラリー」に初めて訪れた時に思っていた事が現実のものとなりました。

松田美緒さんの歌声を初めて聞いたのは数年前。DOS ORIENTALES(ウーゴ・ファトルーソ、ヤヒロ トモヒロ)ライブのアンコール時に観客で来ていた松田美緒さんが飛び入りで参加で1曲歌われました。
澄んだ透明感がある歌声なのに深い重厚感にも似た感覚の圧倒的な歌唱力に加え、何とも言えぬ彼女から発せられる独特の雰囲気。
2005年にデビュー。ポルトガル、ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチン、ベネズエラ、ペルー、カーボヴェルデなどポルトガル語・スペイン語圏の国々で、さまざまな土地を旅をしながら歌を追求してきた“うたう旅人”と言われる彼女が、2012年から取り組んでいる「日本のうたプロジェクト」。
彼女自身がフィールドワークで日本各地を訪ね歩き、その地域に伝わる伝承曲をそこに住む人々から実際に話を聞き、忘れ去られようとしている伝承歌を作品として発表しました。
仕事のためのうた、苦しみをやわらげるうた、楽しむうた、名づけることのかなわぬ想いを託すうた。そうした歌を一つひとつ拾いあげ、ていねいにうたう。  隠れ、忘れ去られようとしていた歌を呼びさまし、彼女独自の感性で新たな歌として蘇らせています。

2025年2月15日
「如月のきらめき ときめきコンサート」桜の庄兵衛ギャラリーにて。
出演 松田美緒(うた) 渡辺亮(パーカッション) 鶴来正基(ピアノ)

満員の観客の中、拍手に迎えられ御三人の登場。
松田美緒さんの第一声から彼女の世界へ引き込まれてしまう。
澄んだ伸びのある圧倒的な歌声と彼女独特の素晴らしい表現力と雰囲気。
その彼女をサポートするパーカッションの渡辺亮、ピアノの鶴来正基。
謙虚に正確な打楽器、歌声を絶妙な旋律にのせるピアノ。息の合った素晴らしいトリオです。

秋田県鹿角市の山の神への祈りのうた「山子歌」。徳島県西祖谷の木挽き、山の民のうた「木びき唄」「木負い節」
長崎県伊王島、1637年島原の乱によってキリスト教が迫害され、 長崎県の伊王島にたどりついたクリスチャンたち。
250年ものあいだ、密かに信仰を守ってきた人々の間で歌われてきた「花摘み歌」「アンゼラスの歌」、100年前の音楽劇「こびとのうた」
福島県相馬市の船乗り達の聖なる歌「原釜大漁歌い込み」 福岡県行橋市の瀬戸の海を知り尽くしていた海の民のうた「トコハイ節」
太平洋に浮かぶ小笠原諸島父島で、日本占領下(1918〜1945年)にミクロネシアの女性が、
日本人警察官を恋しく思う気持ちを歌った「レモングラス」
苦しい暮らしに耐える哀しみと、その暮らしを生き延びてきたことへの秘かな誇りを歌った
ブラジルへ渡った宮城県人の心の詩「移民節」「子牛の名前」、日本人の移民の始まりだった
ハワイ移民一世が日々の辛い生活を胸のうちに思い歌った「ホレホレ節」
日本を代表する子守唄である「五木の子守唄」。この唄がブラジルに渡り変貌を遂げている。

「えらかお方」よ、この詩をきけ。
父を亡くした坊やが母に尋ねます。
「おとっちゃんな どがんして死んだと/憎いいくさがつれていった/憎いいくさはどがん衆がさすの…/えらかお方の言いつくる/おどまふとって えらかとになって/…いくさするんば やめさしゅう」

今回の「日本のうたプロジェクト」のなかで特に心に重く響いたこの「「五木の子守唄ブラジル版」。それと若い恋人同士の恋愛の歌と思った「レモングラス」。でも、そこにも悲しい恋の記憶がありました。

今まで、このような伝承曲には興味も有りませんでしたが、彼女の発掘してきた日本のうた
を聞き、あらためて日本のうたの良さを素晴らしさを知りました。
ぜひとも、次回の機会に松田美緒さんのうたを聞いてみてはいかがですか?
きっと素晴らしい世界に引き込まれると思いますよ。
(追記・・・このコンサートの前日に、月刊『文藝春秋』の特集「日本を代表する女性120人」
に松田美緒さんは音楽家部門で選ばれていました!)

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