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Vol.85「夏空にすず風そよぐコンサート」堀江牧生、堀江恵太、堀江詩葉

Vol.85「夏空にすず風そよぐコンサート」

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日時 2016年8月7日(日)

  昼の部13:00開演(12:30開場)
  夕の部16:30開演(16:00開場)

出演

 堀江牧生(チェロ)
 堀江恵太(ヴァイオリン)
 堀江詩葉(ピアノ)

こんにちは、はじめまして。堀江3兄弟妹の末っ子、詩葉(ことは)です。
私が生まれた時、お兄ちゃんたちはすでコンサート活動をしていました。
ベビーカーに乗せられ、兄たちのレッスンについて行っていました。
そのうちに、お兄ちゃんたちの伴奏がしたいと思うようになり、ピアノを始めました。
勉強することが多くて時間がかかりましたが、ようやく、3兄弟妹だけで
コンサートを開けるようになってきました。
3人で奏でる喜びを感じながら、一所懸命演奏します。

プログラム

 エルガー:愛の挨拶
 マスネ:タイスの瞑想曲
 サン=サーンス:白鳥
 スメタナ:ピアノ・トリオ
    ほか

参加費

 2500円

プロフィール

■堀江牧生(ほりえ まきお))1990年生まれ
9歳で大阪交響楽団と共演。以来、大フィルなど関西のオーケストラと共演するほか、リサイタルも多く行う。
青山音楽賞新人賞など多数の賞を受賞。この6月、モスクワ音楽院チェロ科を最優秀で卒業。

■堀江恵太(ほりえ けいた)1992年生まれ
京都市立芸大を首席で卒業し京都市長賞、京都音楽協会賞を受賞。
摂津音楽祭で銀賞を受賞し、日本センチュリー交響楽団と共演。
現在、ウィーン国立音楽大学で、ウィーンフィルのコンサートマスター、ライナー・キュッヒル氏に師事。

■堀江詩葉(ほりえ ことは)1997年生まれ
吹田第一中学校を卒業後、モスクワ音楽院の付属音楽学校に留学。
2015年全ロシア若い演奏家のためのピアノコンクール1位。
A・フルギン指揮カントゥス・フィルムスオーケストラと共演など。

■堀江政生(ほりえ まさお) MC 昼の部のみ
堀江3兄弟妹の父親。朝日放送アナウンサー。
夕方のテレビ番組「ムーブ!」を担当後、朝日新聞で政治部記者などを経験。
現在はラジオ番組「堀江政生のほりナビ!!」「ザ・シンフォニーホールアワー」などを担当。

暑さを吹き飛ばす熱さ              小玉秀美

 若い。とにかく若い。若いって、こんなに素敵なんだ。26歳のチェリスト、牧生さん。24歳のヴァイオリニスト、恵太さん。そして19歳のピアニスト、詩葉さん。トリオとして、出演料をいただいて行った初めてのコンサートだったそうです。
 ちょっと気難しくて、深い音色を奏でた無伴奏チェロ組曲。力でグイグイ押してくるような豪快な演奏のピアノ・ソナタ。周囲に気を使う性格そのままに、細かい演奏テクニックを披露してくれたヴァイオリンの、華麗なる幻想曲。第一部は若さという力に圧倒されるような時間でした。
 このコンサート、昼の部はこの三兄弟のお父様であり朝日放送のアナウンサーである堀江政生さんが司会を務められたそうです。私が伺った夕の部は、自分たちで司会進行と演奏をしなければならないということで、とても緊張されていたようでしたが、実は聞いていた私たちはそのたどたどしさが微笑ましく、とてもなごやかな雰囲気に包まれました。桜の庄兵衛のお客さまにとっては、今回の演奏者たちは、自分の子どもか孫のような年齢。失敗しても、言葉に詰まっても、「がんばれっ」と、ついつい応援されていたのではないでしょうか。後から三人にお話を伺ったら、「お客さまには、お父さんが司会をしたほうが安心して音楽の世界に入っていただけたのではないかと思います」とのこと。司会進行をする恵太さんの気の使いよう(どうやって笑ってもらおうかと考えていたそうですよ)は、さすが大阪人やなあと思ってしまいました。
 第二部は、聞いたことがある、耳馴染みのいい曲を次々と聞かせてくれました。このチョイスも若い感性が光っていて、楽しく音楽にひたれる幸せな時間でした。彼らが小さい時から指導を受け、彼らの音楽の恩人ともいうべきグルジア(現・ジョージア)の先生たちに因み、グルジアの曲を演奏。この曲がとても素敵で、ぜひまた聞いてみたい、もっとグルジアの曲を聞いてみたいという思いが膨らみました。
 第三部は、スメタナのピアノ・トリオ。まさかここでまだ30分もの熱演があるなんて。真夏の、日が長い時期にもかかわらず、どんどんあたりは夕闇に沈んでいきました。子どもを亡くしたスメタナの悲しみとその中にある美しさを表現した曲、と説明がありましたが、そのとおりに悲しく、激しく、美しい曲。メロディがどんどん心に染み入ってくるようでした。時折、本当に三人しかいないの?と思う時間が。兄弟でありながら性格もまったく違っていて、それぞれの演奏にそれが現れ、その違いが輻輳して音楽に深みが出ていたのでそんな風に感じたのかもしれません。
 「僕達を音楽の道に引き入れた悪の張本人」と紹介されたお母様のお話も聞くことができましたが、彼らののびのびとした演奏は、家族の支えあってこそ。音楽を勉強してよかったことは?と聞いてみました。「素晴らしい曲に出会える幸せ」「コンサートでお客さまと思いを共有できた時、何かが伝わったと感じられた時は嬉しい」「外国で勉強をしていて、言葉が通じなくても音楽でなら通じ合えて世界が広がる」
 技術的にはまだ未熟なのかもしれませんが、こういう瑞々しい感性で演奏しているからこそ、聞いている私たちの心に風がそよぐんだろうなと思いました。これからの活躍が楽しみです。「がんばれっ」

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